英語はリズミカルに音読しよう!⑧ 音符を使わずにリズミカルに音読するための 5×3 DOT PROSODY SHEET Part 2

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【基本ルール】

・最小単位を『ドット』と呼びます

・縦 5 ドット × 横 3 ドット を『スロット』と呼びます

スロットの縦 は 強 ⑤ → 弱 ① を表します

スロットの横 は 長 3 → 短 1 を表します

1スロットには 1ブロック をあてます

強勢のないブロックには 縦 ① の 横 1 ドット をあてます

強勢のあるブロックには 縦 ③ の 横 2 ドット をあてます

・1つのフット(ズン チャ)には補助として下線を引くとわかりやすくなります

・カンマ、ピリオドにもそれぞれ 1スロット をあてます

すでに直感的にわかっていただいていたかと思いますが、基本ルールはこれだけです。

最初のうち面倒なのは『1スロットには 1ブロックをあてる』というところでしょうか。発音・アクセントの勉強になるになるのでブロック分けの作業はぜひやっていただきたいのですが、5×3 DOT PROSODY SHEET では厳密にブロックをわけられなくてもいけることはいけます;上記サンプルでいえば、"camera" を "cam-e-ra" とブロック分けしたところで大きな問題にはなりません。テキトーにやることがお嫌いな方は辞書を引いてください。"camera" を引けば "cam-er-a" と表記されていると思います。 

【使い方】

どう使っていただいても構いません。

学校の先生でしたら、ちゃちゃっと EXCEL で白紙の 5×3 DOT PROSODY SHEET を作って生徒に渡して一緒にドットを塗っていく、というのがいいかもしれません(白紙の 5×3 DOT PROSODY SHEET を作るのが面倒くさい、という方はご連絡いただければお分けします)。

中高生でしたら、まずはサンプルのような英検のリスニング問題がとっつきやすいと思います。英検協会のサイトからスクリプト(台本)をダウンロードし、白紙の 5×3 DOT PROSODY SHEET に記入してから音声をチェックして音読の練習をする、というのがいいでしょうか。英検4級・3級・準2級 の 第3部 や 2級の 第2部 がおすすめです。もちろん、スピーチコンテストの原稿や学校の教科書でやっていただいても構いませんが、音声がないと正しいリズムが確認できませんのでご注意ください。 

小さいお子さんをお持ちのお父さん・お母さんでしたら、英語の絵本をドット化させて読み聞かせてあげる、なんていうのはどうでしょうか。CD / DVD / YouTube の音声よりも、お父さん・お母さんの生の声の方がお子さんにはいいに決まってますもんね。

「こんな使い方もできるよ!」というのがありましたらお聞かせください。

 【注意】

『英語のリズムの見える化』を目指しているので、五線譜をイメージしています。しかし、五線譜とは異なり、縦は『高低』ではなく『強弱』を表します。音楽をやっている人たちには申し訳ないのですが、そこは慣れていただきたいと思います。

 

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本当はアプリか何を作って、テキストを入力すればブロック分けを含めたすべてを処理してくれるようにしたいのですが、残念ながら自分にはそのスキルはありません。「できるよ!」という方がいらっしゃいましたらご連絡ください。3D(?)にして『高低』も表せたりするとうれしいです。カラオケの『音程バー(ピアノロール?)』のように音声とドットと文字を同時に流すことができたりすればなおのこといいです。カラオケみたいに点数を付けられたりすればゲーム感覚でおもしろいかもしれません。どなたかできる方いらっしゃいませんかね? 日本人だけでなく、英語を勉強している人なら誰でも使えるので、かなり儲かりそうな気がするのですが(こらこら)。 

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