お金をかけずに分析力をアップさせる簡単な方法!

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とりあえず『分析力(≓ 情報の比較検討力)』をアップさせれば英語(他の教科も?)ができるようになる、というのがなんとなくお分かりいただけたかと思います。

それでは『分析力』をアップさせるにはどうすればいいのでしょうか。英語の『分析力』をアップさせるのにいちばん手っ取り早いのが、帰国子女と同じように『英語だけの状況に放り込む』ことだと思います。しかし、自分のように父親が海外勤務が多い家庭に生まれるか、海外の学校に何年間か通わせることができる経済的に余裕がある家庭に生まれるかくらいでないと『英語だけの状況に放り込む』ことは正直難しいと思います。

それでは最近流行りの『英語しか話してはいけない』学童保育はどうでしょう。こちらもかなり高額ですし、中高生は対象とされていないです。それではどうしたらいいでしょうか。 

好奇心』を持てばいいんです。これだけです。なによりもお金がかかりません。

前回のエントリーの ② の中高生のようになればいいんです。つまり『好奇心』で情報を収集して、それを比較検討して、仮説を立てて、検証すればいいんです。『先生が教えてくれたことをおぼえるだけ』という受動的な姿勢でなく、能動的な姿勢をとろうとするだけで変わってきます。あとで述べますが、言われたことを単におぼえるだけよりは記憶の定着も図れます。その際に注意することは、すぐにググらないことです。 仮説を立てるクセをつけてください。仮説が間違っていたら修正すればいいだけです。

以前こんな生徒さんがいました:

生徒:go の過去形ってなんで went なんですか?

自分:なんでだと思う?

生徒:send の過去形が sent で、lend の過去形は lent ですよね?

自分:そうだよね。

生徒:それなら実は wend っていうのがあって、その過去形なんじゃないですか?

ググれば一発で答えは出てきますが、この姿勢とプロセスが大事だと思います。

また、自分が納得する仮説(説得力のある仮説)ができればそれで十分です。言い過ぎかもしれませんが、本当に正しいかどうかは関係ありません。なお、この『説得力』という言葉はライティングで重要なポイントになってきます。

ちなみに、『好奇心』を持つことは脳科学的にも良いことのようです。脳波の一種である θ波 が出て、記憶の定着に一役買うそうです。このことについてはまた後で触れます。この『好奇心に基づく分析力』は英語だけでなく他の教科でも役に立つと思います。

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