英語はリズミカルに音読しよう!① 英語は音楽だ?

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書いている自分ですら忘れてかけていましたが、つづりと発音の話は『発音ができるようになればリーディングができるようになる』というプロセスの『第 0 段階』として述べていたものでした。

前回までのエントリーで 第 0 段階『発音/アクセント(強勢)ができるようになれば単語のつづりがおぼえられる』が終了しました。多少騙された感(?)はあると思いますが、ガッテンしていただけたものとして 第 1 段階『発音/アクセント(強勢)ができるようになればリズムよく読むことができる』に入ります。

 

詳しく述べる前に、まずは『リズム』の確認です。これまで述べてきた『アクセント(強勢)』をもって『リズム』とされる方もいらっしゃいますが、ここでは区別します。もっとも、後で述べるように『アクセント(強勢)』は『リズム』の最重要ファクターになってきます。

また、『イントネーション』とも区別します。中学1年生の最初のころに『疑問文は上げ調子で読みます』と教わったと思います。ここではそれを『イントネーション』とします。

それでは『リズム』です。言葉で説明してもわかりづらいので、頭がハゲるまで必死でやれば英語はできるようになる? というエントリーで紹介した動画をもう一度ご覧いただきたいと思います:

はい、アメリカの小学校で授業開始前に暗唱する Pledge of Allegiance です。

自分がはじめて英語の『リズム』を感じたのはまさにこの Pledge of Allegiance でした。なんとなく『リズム』というものがわかっていただけるかと思います。とりあえずは『なんとなく』で大丈夫です。転校初日に聞いたときに「アメリカの小学校は授業開始前に歌を歌うんだ」と思ったのを今でも鮮明におぼえています。

なお、『文法さえ正しければ日本語発音でも大丈夫?』というエントリーでも書きましたが、『発音・アクセント・イントネーション・リズム』を総称して "Prosody"(プロソディ)と言うこととします(諸説あります)。 

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