英単語は耳でおぼえよう!【番外編 ④】 発音記号からつづれるようになるための練習問題!
以前 ローマ字と発音記号は害悪ではない? ローマ字を有効活用しよう! というエントリーを書きましたが、「練習問題が欲しい」とのリクエストがありましたので作成しました:
英単語は耳でおぼえよう! シリーズ でほぼすべて答えられます。なお、002, 004, 010 等 つづりが複数あるものもあります。ゲーム感覚で楽しんでください。解答は こちら です。
【TIPS】 英検3級一次試験 [1] [2] [3] 全30問 の正解の選択肢の数は均等に割り振られていない?
前回 英検準2級一次試験 [1] [2] [3] [4] 全37問 の正解の選択肢の数は均等に割り振られていない? というエントリーを書きましたが、3級についても調べてみました。こちらも均等に割り振られていないようです(2019年6月3日更新):
【TIPS】 英検準2級一次試験 [1] [2] [3] [4] 全37問 の正解の選択肢の数は均等に割り振られていない?
前々回 英検2級一次試験 [1] [2] [3] 全38問 の正解の選択肢の数は均等に割り振られている? というエントリーを書きましたが、準2級についても調べてみました。こちらは均等に割り振られていないようです(2019年6月3日更新):
【GRAMMAR】 like best ってなんで "best"? 脱・そういうものなんだからおぼえておきなさい ①(不定期掲載)
中学1年生のとき、英語の教師と次のようなやりとりがありました:
自分: I am the tallest. のもとは I am tall. ですよね?
教師: そうですね。
自分:それじゃ I like tennis (the) best. のもとは?
教師:それは考えなくていいです。そういうものなんだからおぼえておきなさい。
自分:はぁ?
この「そういうものなんだからおぼえておきなさい」というセリフを言う英語の教師、多いと思います(英語が嫌いになる理由の一つがこのセリフを言う教師の存在だと自分は考えています)。もっとも、この『そういうものなんだからおぼえておきなさい』には 2種類 あるので注意が必要です。
A. なぜそれがそうなるのかは知っているが、事情があって教えない
B. そもそもなぜそれがそうなるのかを知らない(考えたことがない)
『なぜそうなるかは知っているが、まだ文法の知識が少ない生徒に教えても理解してもらえないから教えない』というのが A. の代表例でしょうか。 しかし、そうであるならば生徒としてはきちんと「なぜそうなるのかはまだ教えられないが、それまではそうおぼえておきなさい」と言ってもらいたいところです。
正直なところ、A. はレアで、B. がほとんどでしょう(自分調べ)。それでは、理科の教師に「空はなぜ青いんですか」と質問して「そういうものなんだからおぼえておきなさい」と言われたらどうでしょうか。確かに、理科と英語を同列に扱うのは乱暴かもしれません。しかし、英語にも「なぜそうなるのか」の理由はあります(すべてに理由があるわけではありませんが、その多くに理由があります)。それなのにその理由を考えないのはどうかと思います。
過去のエントリー で『子どもたちが考えることをしなくなっている』と書きましたが、教える側が考えることをしなくなっては子どもたちに「考えろ」と言っても説得力がありません。
自分に「キミの英語力は小学生レベルだね」と言った教師に同じ質問をしたことがあります:
自分: I am the tallest. のもとは I am tall. ですよね?
教師: そうだ。
自分:それじゃ I like tennis (the) best. のもとは?
教師:自分で考えてみたか?
自分:考えてません。
教師:自分で調べてみたか?
自分:そんなにヒマじゃないんで。
教師:辞書を引くのにそんなに時間がかかるのか?
はい、答えは辞書を引けば("best" を引けば)書いてあります。辞書は文法書の代わりになりうるとわかったので、このやりとり以降、辞書をよく引くようになりました。辞書についてはいつか述べたいと思います。また、このやりとりは PAM の Analysis にも関連してきます。そのことについてもいつか述べたいと思います。
【TIPS】 英検2級一次試験 [1] [2] [3] 全38問 の正解の選択肢の数は均等に割り振られている?
英検2級受験を控えたある生徒がおもしろいことに気がつきました:
生徒:正解の選択肢の数って同じですか?
自分:?
生徒:[1] [2] [3] で 38問 あるじゃないですか。4 だけやたら正解ってことないですよね。
自分:?
生徒:選択肢 4つ に正解が均等に割り振られている感じがするんですよ。
自分:1 が正解が 9個、2 が 9個、3 が 10個、4 が10個 みたいな?
生徒:はい。1 が正解が 4個、2 が 13個、3 が 6個、4 が15個 みたいなのはないですよね。
自分:確かにないかもね。
生徒:調べてみません?
…調べてみました(2015年度以前は 全45問 なので調べていません)。2018-1 まではキレイに割り振られている感がありますね。
この結果をどう考えるかはみなさんにお任せします。学校の 38点満点 のテストだったら「まったく勉強しなかったけど全部 4 にしたら 10点 もとれたぜ!うっひょーい!」となるでしょうが、英検の場合は無意味ですかね。唯一の使い方としては「一通り解いてみたらやたら 4 が多くて 1 が少ないな。 4 にしたところで間違っているところがあるんじゃないか? もう一度見直そう!」というくらいでしょうか。参考まで(2019年6月3日更新)。
【TIPS】 Google Keep を使って充実した英語学習ライフを!
前回のエントリーに登場した Google Keep ですが、ご存じの方はあまり多くないようです(自分調べ)。「Google のサービスの中で消えてしまったら困るものをランキングにしてください」と聞かれれば Gmail に次いで 第2位 にするくらい、自分にはなくてはならないサービスです。使い方は様々ですが、ここでは英語学習に特化した使い方を紹介したいと思います。
ⓐ 単語帳として使う
基本はコレです。オンライン辞書で単語の意味を調べる方は多いと思うのですが、調べたものを Google Keep にコピペします(コピペよりも『共有』の方が便利でしょうか。コピーしたいところを反転させ、共有ボタンをタップし、Google Keep アイコンをタップします)。あとはご自由にどうぞ。頭文字を『ラベル』としてもいいですし、品詞にしてもいいです。もちろん両方でも構いません。単語のイメージ(?)で色分けするのもいいでしょう。英語と日本語を同時に見たくない人はどちらかをリンクでオンライン辞書に飛ばすのもアリです(行ったり来たりするのがちょっと面倒ですが)。イラストを入れてもいいかもです(『図形描画を追加』をタップすれば手書きイラストも追加できます)。
ある生徒がやっていたのは、おぼえたい単語に『リマインダー』を設定することです。『エビングハウスの忘却曲線』的なノリ(?)で、1ヶ月後にもう一度表示させるようにしていました。忘れやすい単語は1週間でリピートさせてリマインドさせていたようです。
またある生徒は『特定の場所で特定の単語をリマインドさせる』というワケのわからないことをしていました。Google Keep には指定した場所に来たらリマインドする、という機能があるのですが(『特定のスーパーの近くに来たら牛乳を買うことをリマインドする』のように使います)、彼は通学途中に○○駅を通過するときに特定の単語をリマインドさせていました(何の意味があるのかは追及しませんでした;『記憶の宮殿』のリアル版でしょうか)。
完全におぼえた単語は(削除ではなく)『アーカイブ』する、という生徒もいました。『アーカイブ』された単語は『アーカイブ』された単語だけで表示できるので、ときどき確認して、忘れてしまっていたら『アーカイブ』を解除するそうです。さらに、特におぼえられない単語には『.重要』というラベルを付けていつでもすぐに見直せるようにしていました(先頭にドット "." を付けるとサイドバーのラベル表示の一番上に表示されるそうです)。
驚いたのは、高校の友人たちで一つ Google アカウントを作って共有し、そこにそれぞれが調べた単語を放り込む、ということをしていた生徒がいたことです。高校の友人たちであるならば学力レベルが同じなので、ある友人が知らない単語は他の友人も知らない可能性が高く、共有する意義があるそうです。21世紀!
ⓑ 発音をチェックするのに使う
まぁ ⓐ は世の中の『単語アプリ』的なものでもできるでしょう。いや、むしろ『単語アプリ』の方が優秀でしょうか。入力した単語をもとに単語テストを作ったりもできますしね。『アカウント共有』も Weblio のアカウントを共有することで同じようなことができます(アカウント共有は通常の使用方法ではないので推奨されていないかもしれませんが)。しかし、ここからが Google Keep の本領発揮です。発音をチェックするのに使います。
ちょっと面倒くさいのですが、まず Google 音声入力の設定を "English (US)" に変更します(Google 音声入力の設定の変更は iOS と Android では異なるかと思います。わからない方はググってみてください)。
発音をチェックしたい単語または文章を用意します。Google Keep の『音声メモ』アイコンをタップし、その単語または文章を読み上げます。きちんと発音されているのであれば Google Keep に表示されます。
精度はかなり高いです(もっとも、ちょっと間違えていても Google が勝手に「もしかして ○○ ですよね?」と気を利かせて正しくしてくれます)。小さいお子さん用の単語帳にお子さん自身が発音したものを付けてもいいかもしれません。
ⓒ OCR機能を使う
教科書などの紙媒体の文字をテキスト化したいと思うこと、ありませんか。中高生ではありませんかね。でも、英語を教えている人ならありますよね。テストを作成するために教科書の文字をパソコンに入力する作業、面倒くさいですよね? Google Keep なら高額な OCR(光学文字認識)ソフトを購入することなく無料で、しかも高精度でテキスト化してくれますよ。
やり方は簡単です。読み取りたい文字をスマホのカメラで撮って、それを Google Keep で開き、『画像のテキストを抽出』をタップするだけです。以前は英語しかできませんでしたが、最近は日本語も読み取れるようになりました。中高生は社会の教科書とかにも使えそうです。ただ、著作権関係が面倒くさそうなもの(?)の読み取りは避けた方がいいかと思います。
よい子のみんなは『教科書を読み取ってテキスト化して Google 翻訳にかける』なんてことはしないでね! すぐにバレるよ!(← だったら書くな)
いかがでしたでしょうか。ちょっとでもおもしろそうと感じたのであれば、無料なので試してみてください(スマホなら App Store または Google Play でダウンロードできます。パソコンなら Google Keep で検索すればすぐにヒットします)。また、「こんな使い方もできるよ!」というのがあればお教えください。
【TIPS】『記憶の宮殿』vs.『記憶のとっちらかった部屋』
過去のエントリー で『記憶の宮殿』"The Memory Palace" について軽く触れました。『記憶の宮殿』についての詳細は以下の動画をご覧ください:
また、こんな記事も参考になります:
自分は記憶力のいい方ですが、正直なところこの『記憶の宮殿』というのはしっくりこないんですよね。自分の記憶は『宮殿』なんて大きなものではないです。
どちらかと言うと小さい『部屋』。歩き回る必要のない、手を伸ばせば何でも届くくらいの小ささ。それもとっちらかった。名付けるならば『記憶のとっちらかった部屋』"The Memory Messy Room" でしょうか。
教科書やらノートやら洋服やらが散乱している小中学生の部屋のイメージです。ただ、 散乱はしているんですが、無秩序に散乱しているわけではありません。散乱している記憶(=情報)に様々な色や形の『タグ』が付いていて、同じ色や形の『タグ』が同じところに積み重なっている感じ。積み重なっているといっても整然と積み重なっているわけではなく、バラバラ。
バラバラといっても『タグ』どうしが見えない糸でつながっていて(= リンクされていて)、その糸をたぐると同じ色と形の『タグ』が付いた記憶(=情報)が数珠つなぎで出てくる感じ。
数珠つなぎといっても積み重ねた順番でつながっているのではなく、関連性の強弱によってつながっている。しかも、必要に応じてつながり方が変化します。
基本的に糸(リンク)は勝手に(無意識に)つながりますが、自分で(意識的に)つなげることもあります。直近の記憶(= 情報)にリンクしておけば、そのリンクされた記憶(= 情報)をたどることができます。
数珠つなぎで引っぱっているときにできるだけ多くの記憶(= 情報)に目を配ります(= 情報を参照します)。こうすることによって記憶(= 情報)が埋もれることがなくなります。もちろん、記憶(= 情報)に付けられる『タグ』は一つに限られません。
『タグ』の種類は様々です。『意味』だったり『音』だったり『形』だったり『におい』だったり『映像(ヴィジュアル)』だったり。またいつか PAM の Memorization のところで述べますが、英単語だったら『同じような意味』『同じような音』『同じような形』『同じような映像(ヴィジュアル)』という『タグ』が有機的に(?)リンクしている感じです。
以前生徒に頼まれて作成した "Word Formation List"(画像参照;全28ページの一部です)というものが『形』と『音』の『タグ』によってリンクした記憶(= 情報)のイメージに近いです(実際は二次元ではなく三次元で入っている感じですが)。
メモアプリでいえば、Google Keep が近いでしょうか。「Evernote などに比べて使いづらい」とおっしゃる方が多いようですが、自分のフィーリングに合うのは Google Keep です。『ラベル』(=『タグ』)を付けて、色を付けて、どんどん入力していく(音声メモや画像も入れることができます)。
自分はさらに複数の Google アカウントで Google Keep を使い分け(英語関連に使うアカウント、ネタ関連に使うアカウントなど)、必要があるときはアカウントをまたいでシェア(共有)します。必要な情報は『ラベル』(=『タグ』)をたどるか、キーワードを入力して検索します。
自分の記憶はあまり参照しないとリンクが弱くなって『忘れてしまう』(= 呼び出せなくなる)のですが、Google Keep はリンクが弱くなることはないので外部記憶装置としてとても役立っています。
『記憶のとっちらかった部屋』を実践してみたい人は Google Keep で試してみるといいと思います。
これまでこのブログを読んできた方は 『記憶のとっちらかった部屋』"The Memory Messy Room" の肝になるのが過去のエントリーで何度も述べてきた『分析力(≓ 情報比較検討力)』だということにすでにお気づきでしょう。よく観察し、情報を比較検討することによって記憶することがラクになるんです。不規則動詞にも規則が! 不規則動詞はラクしておぼえよう! というエントリーで述べた通りです。この PAM の Analysis(分析)と Memorization(記憶)のクロスオーバーについてはまたエントリーを改めて述べたいと思います。
一概には言えませんが、おぼえるのが苦手な人は『記憶の銀行の貸金庫』"The Memory Safe Deposit Box" のようになっているのではないでしょうか。一つひとつの記憶(= 情報)を鍵付きの金庫に入れて、たくさんある他の金庫とリンクすることがないイメージです。これだと記憶(= 情報)を取り出すのが難しく(遅く)なります。
記憶(= 情報)はちょっと自由(無秩序ではない)にしておいた方が何かと都合がいいと思います。
【TIPS】『ヴィジュアル化』スキルをアップさせるには読書がいい?
これまでのエントリーで『ヴィジュアル化』することがリスニングにもリーディングにも有効であることがわかりました。ことあるごとに生徒には「『ヴィジュアル化』しようよ!」 と言ってきましたが、イマイチ反応がよくありません。曰く「『ヴィジュアル化』というのがよくわからない」と。
そこで過去のエントリーにも登場した『ヴィジュアル化』が得意な生徒にその理由を聞いてみることにしました。すると、「理由になるかわかりませんが、小さい頃からよく読書はしていました」との答えが返ってきました。
確かに『ハリー・ポッター』シリーズを本で読んでホグワーツ魔法魔術学校がどんな場所なのかを想像(≓ ヴィジュアル化)するのと、最初から映画で見るのとでは違いますよね。文字情報を『映像化(ヴィジュアル化)』する訓練(?)として読書は最適かもしれません。
早速「読書しようよ!」とある生意気な生徒に言ったところ、「自分は読書ほとんどしないですけど映像化はできます」と返してきました。なるほど、言われてみれば自分も小さい頃にそれほど読書をしませんでしたが、映像化できます。とすれば、この生徒と自分が映像化できる理由を探れば読書以外の『映像化(ヴィジュアル化)』の訓練の方法がわかりそうです。
以前 リスニング問題は登場人物が外国人より日本人の方が正答率が高い? というエントリーを書きましたが、帰国子女である自分は正答率に変わりはないです。ステファニーとかジェイクとかは実際に知人にいるのですぐ顔が思い浮かびますし、ロンドンのナショナルギャラリーならよく行っていたので外観から内部まで映像化できます。
『映像化する』というよりも『すでに入っている映像を呼び出す』という感じでしょうか。『文字から想像する』というのとは違うようです。なお、「自分は読書ほとんどしないですけど映像化はできます」と返答した生徒は「テレビとかマンガで見た映像を思い出している感じです」と言っていました。インプットされている情報の種類と量に左右されそうですね。
以上より、『ヴィジュアル化』スキルを上げるには『読書』だけでなく『映像データのインプット』も有効なようだということがわかりました(自分調べ)。ただ、日本が舞台で日本人が主人公の小説・マンガ・テレビを読んだり見たりしても、外国が舞台で登場人物が外国人のリスニング問題の『ヴィジュアル化』には対応できなさそうです。
リスニング問題が苦手で克服したい方、ちょっと行動を変えてみませんか。リスニング問題だけでなくリーディング問題にも役に立つと思いますよ。
【TIPS】 リスニング問題は登場人物が外国人より日本人の方が正答率が高い?
前回のエントリーと関係するのですが、ある生徒にこんなことを言われました:
「登場人物が外国人より日本人のリスニング問題の方が解きやすいですよね」
『ソクラテスリスニング』で『ヴィジュアル化』することを勧めている自分としては「なるほど」と思いました。確かに登場人物が日本人の方が『ヴィジュアル化』しやすいかもですね。『ステファニーがジェイクとナショナルギャラリーに行った』よりも『洋子が隆史とコンビニに行った』方がなじみがありますね。そこで 2010年度第1回~2018年度第3回 の 英検準2級 リスニング問題 第3部 の『登場人物が日本人のもの』をリストアップして生徒に解いてもらいました:
2010-3 No. 29
2012-2 No. 21
2013-1 No. 27
2014-1 No. 22
2016-2 No. 22, 30
2016-3 No. 25
2017-1 No. 25
2017-2 No. 21, 25, 28
2018-1 No. 23
2018-3 No. 21, 26
サンプルが少ないので断定するのは避けたいのですが、確かに正答率が高いようでした。
もしこれが正しいのであれば、ただでさえ登場人物が外国人のリスニング問題は解きにくいのに男性か女性かもわからないならなおさら解きにくいですよね。前回のエントリーのリストが多少なりともプラスに働いてくれるといいのですが。
【TIPS】 あの白くてぷにぷにしたキャラが英検のリスニングに?
『ソクラテスリスニング』を練習しているときにある生徒がこう言いました:
生徒:なんで英検のリスニング問題にあのキャラが出てくるんですか?
自分:?
生徒:あの白くてぷにぷにしたキャラが出てきましたよね?
自分:!
もうおわかりですね。男性名 Zachary の愛称である "Zack" を J:COM のイメージキャラクターの『ざっ○ぅ』と間違えたんです。おもしろかったので別のクラスでネタとして披露したら、意外な反応が返ってきました:
「確かに人の名前か何かわからなくてリスニング問題がわからなくなるときがありますよね」
彼らによると、「Tom とか Mary とかなら人の名前だとわかるけど、Vince とか Zoe とか言われてもそもそも人の名前かどうかもわからない」そうです。「人の名前だとわかったとしても男性か女性かわからない」とも言われました。
自分は『ソクラテスリスニング』をするときに『ヴィジュアル化』することを勧めていますが、もし人の名前かどうかもわからないのがリスニング冒頭に登場したら『ヴィジュアル化』以前の問題ではないのか? そう考え、『英検のリスニング問題に登場する人名』をリストアップすることにしました(データは 2016~2017年 の 英検1級~5級のスクリプトを元にしています)。事前に知っていれば勘違いするリスクは減りますよね。
英検のリスニングに登場する女性名
Alice | ǽlis |
Amanda | əmǽndə |
Amy | éimi |
Angela | ǽndʒələ |
Angelina | ǽndʒəlíːnə |
Anna | ǽnə |
Annie | ǽni |
Barbara | bάːrbərə |
Beth | béθ |
Brenda | bréndə |
Carol | kǽrəl |
Cathy | kǽθi |
Chelsea | tʃélsi |
Cheryl | ʃéril |
Chloe | klóui |
Cindy | síndi |
Claire | kléər |
Connie | kάni |
Dana | dǽnə |
Debbie | débi |
Donna | dɑ́nə |
Eliza | iláizə |
Emily | éməli |
Emma | émə |
Erica | érikə |
Gail | ɡéil |
Gina | dʒíːnə |
Gloria | ɡlɔ́ːriə |
Grace | ɡréis |
Helen | hélən |
Isabel | ízəbəl |
Jane | dʒéin |
Janet | dʒǽnit |
Janice | dʒǽnis |
Jean | dʒíːn |
Jennifer | dʒénifər |
Jenny | dʒéni |
Jessica | dʒésikə |
Jill | dʒíl |
Judy | dʒúːdi |
Julie | dʒúːli |
Karen | kǽrən |
Kate | kéit |
Kelly | kéli |
Laura | lɔ́ːrə |
Lesley | lézli |
Linda | líndə |
Lisa | líːsə |
Lucy | lúːsi |
Lynn | lín |
Maria | məríːə |
Marie | məríː |
Martha | mάːrθə |
Mary | méəri |
Meg | méɡ |
Melanie | méləni |
Melinda | məlíndə |
Melissa | məlísə |
Michelle | miʃél |
Miranda | mirǽndə |
Nancy | nǽnsi |
Natalie | nǽtəli |
Nicole | nikóul |
Olivia | əlíviə |
Pam | pǽm |
Patricia | pətríʃə |
Patty | pǽti |
Peggy | péɡi |
Rachel | réitʃəl |
Rebecca | ribékə |
Robin | rάbin |
Ruby | rúːbi |
Sally | sǽli |
Sandra | sǽndrə |
Sandy | sǽndi |
Sarah | séərə |
Sharon | ʃǽrən |
Sherry | ʃéri |
Stacey | stéisi |
Stella | stélə |
Sue | súː |
Susan | súːzn |
Theresa | təríːsə |
Tina | tíːnə |
Valerie | vǽləri |
Wendy | wéndi |
Zoe | zóui |
英検のリスニングに登場する男性名
Adam | ǽdəm |
Albert | ǽlbərt |
Andrew | ǽndruː |
Bart | bάːrt |
Ben | bén |
Benjamin | béndʒəmin |
Bernard | bə́ːrnərd |
Bill | bíl |
Bob | bάb |
Bobby | bάbi |
Brad | brǽd |
Brent | brént |
Bruce | brúːs |
Chad | tʃǽd |
Charles | tʃάːrlz |
Chris | krís |
Cliff | klíf |
Clive | kláiv |
Clyde | kláid |
Craig | kréig |
Damian | déimiən |
Dan | dǽn |
Daniel | dǽnjəl |
Danny | dǽni |
Dave | déiv |
David | déivid |
Derek | dérik |
Ed | éd |
Eddie | édi |
Edward | édwərd |
Eliot | éliət |
Ernie | ə́ːrni |
Frank | frǽŋk |
Fred | fréd |
George | dʒɔ́ːrdʒ |
Giles | dʒáilz |
Greg | grég |
Harry | hǽri |
Jack | dʒǽk |
Jacob | dʒéikəb |
Jake | dʒéik |
James | dʒéimz |
Jason | dʒéisn |
Jay | dʒéi |
Jeff | dʒéf |
Jeremy | dʒérəmi |
Jimmy | dʒími |
Joe | dʒóu |
John | dʒάn |
Jonathan | dʒάnəθən |
Kevin | kévin |
Larry | lǽri |
Luke | lúːk |
Mark | mάːrk |
Martin | mάːrtən |
Matt | mǽt |
Michael | máikəl |
Mike | máik |
Nick | ník |
Oscar | άskər |
Patrick | pǽtrik |
Paul | pɔ́ːl |
Peter | píːtər |
Ralph | rǽlf |
Richard | rítʃərd |
Rick | rík |
Robert | rάbərt |
Roger | rάdʒər |
Ronald | rάnəld |
Sam | sǽm |
Scott | skάt |
Sean | ʃɔ́ːn |
Simon | sáimən |
Stan | stǽn |
Steve | stíːv |
Stephen | stíːvən |
Ted | téd |
Teddy | tédi |
Tim | tím |
Todd | tάd |
Tom | tάm |
Tony | tóuni |
Troy | trɔ́i |
Victor | víktər |
Vincent | vínsənt |
Wayne | wéin |
Zack | zǽk |
なお、アメリカ人の名前ランキングを知りたい場合はこちらのサイトへどうぞ :